新高2生の皆さん、こんにちは。
今は春休みが終わり新しい学年に進むときだと思います。
2年生になれば自然と受験を意識してくると思います。その一方で受験はまだまだ先と思っている人もいます。
ですが受験はもう始まっています。
今回は、進路に向けて今から勉強を始めなければならない理由と、具体的な勉強方法についてお話ししたいと思います。
勉強を始めないといけない理由
まず、今から勉強を始めなければならない理由としては、志望校合格のために必要な学力を身につけるためです。
高校2年生になると、中学校からの学習内容が一通り終わり、大学受験の基礎的な学習も終わります。そしてより高度な学習が始まります。
例えば数学でいえば数学Ⅲ・C、理科でいえば化学や物理などです。
そのため、これまでの勉強を振り返り、学力を強化する必要があります。
また、大学入試は、高校3年生の秋までに全ての学習内容を勉強をしておくことが求められるため、今から効率的な勉強を行うことが大切です。
正直、夏にはすべての学習内容を1通り終わっていないと厳しいです。
なぜなら過去問を進めていく時間がすごくかかるからです。
ある受験生は20年分の過去問をした人もいます。もちろんあなたがそこまでやる必要はないと思います。
10年分ぐらいすれば傾向もしっかりとわかってきます。10年も過去問を解かない人もいます。もちろん過去問を解く量は人それぞれです。
ですが共通テストも受ける人であれば、その勉強もしないといけません。
なので早めに学習内容を終わらせておけば、周りを大きく差をつけることができます。
特に英語と国語、数学は早くからしっかりと勉強をしたほうがいいです。
その理由は2つあります。
どの教科も難しい
1つ目の理由はどの教科もとても難しいからです。
これはほかの理科教科や社会教科が簡単というわけではないです。
先ほどあげた3つの教科は1度勉強したからといって100点が取れる教科ではないからです。
その理由としては答えに決まった形がないからです。
例えば世界史であれば、前500年ころ仏教を開いたのは誰か。と聞かれたら
ガウタ・マシッダールタと答えれば正解になります。もちろん教科書によっては名前が少し変わってくる場合があります。
ですが国語であれば、答えは1つではないです。
記述問題であれば、書き方によっては答えがたくさんあります。
国語で問われるのは、質問に対して必要な言葉で答えることができるかです。
もし必要な部分が少し抜けていたら、減点されると思います。
逆に少しでも書いていたら、少しでも点数がもらえる可能性があります。
なので100点を取るのが難しくても、安定して80点、90点取ることは可能です。
これは数学においても同じです。
数学にはマーク式の問題と記述式あります。私立を狙う人は主にマーク式、国公立を狙う人は記述が多いと思います。
ここで受験生の中には
「マーク式だったらマークをしっかりと塗りつぶせたら100点取れるから簡単じゃん」
という人もいます。ですが数学はそんなに簡単ではないです。
実際に共通テスト(旧センター試験)でも満点を取ってる人はたくさんいます。
対策をしっかりとできていれば100点を取るのも可能だと思います。
ですが前提条件に数学がしっかりとできていないと無理です。
これは2つ目の理由にもつながってきます。
数学の場合、国語みたいに書いていたら点数をくれる場合がありますが、それは問1が正解していた場合です。
なぜなら数学は基本問1の答えを使いながら問2や問3を解いていきます、
なので問1を間違っていたら0点です。
マーク式であってもそれは同じことです。ですがマーク式はわからなくてもマークしておくべきです。
その理由は、数学の場合は答えが2桁の場合があります。その場合、わからなくても適当にマークしていた場合、正解する可能性があります。
これはあくまで受験の時の裏技です。これを模試などで使っていてはだめです。
これらの理由から英語と国語、数学は難しい教科になります。
どの教科も時間がかかる
2つ目の理由はどの教科も時間がかかるからです。
どの教科も今日勉強したから明日すぐに問題が解けるようになる教科ではないです。
国語と数学は解き方身につけ、問題をたくさん解いていかないとなかなか点数が上がらないです。これは英語も同じです。
これは理科も社会ももちろん同じですが、この3教科はとくに勉強に時間がかかります。
なのでよく言われる話で、現役生は授業で1通り終わっても勉強する時間がないからすごく不利であるといわれています。
具体的な勉強法
ここからは具体的な勉強方法についてお話しします。
まず、自分の弱点を洗い出し、それに対する対策を立てることが重要です。
例えば、英語が苦手な場合は、毎日のリスニングや英作文の練習、単語帳の作成など、自分に合った勉強法を見つけて取り組みましょう。
また、勉強時間を確保するために、スケジュール管理が大切です。
時間割や課題の期限を把握し、余裕を持って勉強に取り組むことができるようにしましょう。また、無理をして短時間で勉強するよりも、長時間かけて効率的に勉強する方が効果的です。
さらに、効率的な勉強をするためには、適切な勉強環境を整えることも大切です。
静かな場所で勉強することや、机の整理整頓をすることで集中力が上がります。また、勉強に疲れたら、運動や音楽を聴くなどのリフレッシュ方法を取り入れ、勉強とのバランスを取りましょう。
最後に、モチベーションを維持することも大切です。
勉強に疲れたり、やる気が出ない時は、友達や家族に相談し、一緒に勉学することでやる気を取り戻すこともできます。また、目標を明確に設定し、達成するためのアクションプランを立てることもモチベーションを高く保つための重要なポイントです。
まとめ
今回は新高2生の皆さんに向けて、今から勉強を始めることの重要性と具体的な勉強方法についてお話しました。
志望校合格のためには、今から効率的な勉強を行い、学力を強化することが必要です。少しずつでも良いので、日々の積み重ねを大切にしてください。
受験が終わったときにもし自分の志望校に受からなかったとしても
「自分は精一杯勉強して頑張って受験に臨んだ。だから後悔はない。」
と胸を張って後悔のないように頑張ってください!
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