はじめに
中学3年生の皆さん、模試で点数が取れないことに悩んでいませんか?
受験が近づいてきて、今までより勉強をしているのに模試で点数が取れない。
先生からは、自分が行きたい学校から1つ下の学校に行ったほうがいいといわれる。
そしてどうしても自分の行きたい学校に行きたいから、より勉強して模試を受けても、全然点数が取れず焦っている。
これがあなたの今の状況じゃないですか?
この記事では、そんな「模試 点数 取れない 中3」の悩みを解決する方法と勉強のテクニックについて紹介していきます。
1. 計画的なスケジュールを立てる
模試の点数を取れない人の特徴は、計画的なスケジュールを立てることができないです。
受験を成功させるうえで、大事なことは計画を立てることです。
なぜなら、受験勉強を始めるときは受験までかなり長い期間があるので、たくさん勉強できると思いますが、全くそんなことがないからです。
毎日適当に勉強をしていたら、自分の得意や弱点などを見つけることなく勉強を進めてしまいます。
なので勉強をいくらしても全然成長しません。
でも計画を立てて勉強をすると、自分の得意や弱点を見つけ、克服する期間などを決めてしっかりと勉強できます。
この計画を組むときに模試の予定をしっかりと組み込むことが重要です。
これが模試の点数を伸ばすきっかけにもなります。
模試は通常、3か月に1度、複数の模試などを受けた場合は、2か月に1度もしくはもっと高い頻度で学校で行われます。
自分で模試を受けようと思えば、毎月模試を受けることもできますが、それはおすすめしません。
なぜなら模試は自分の弱点を知るためのものです。
なので毎月模試を受けても、弱点を克服できていなかったら意味がないからです。
そしてこの模試の予定を受験までの勉強計画に組み込みます。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
模試 | 模試 | 模試 | 模試 | 模試 | 受験 |
実際に予定を立ててみると、上の予定表みたいになると思います。
受験まですごく時間があると思っていたのに、2か月・3か月ごとに模試が組み込まれると、急に時間がないように感じますよね。
しかも受験までの途中に、模試という小さめの目標を作ることで、勉強を頑張るためのモチベーションにもなります。
模試の点数が取れない人は、模試のスケジュールと重要度をしっかりと理解していないです。
なので上の予定表のように書き出してみたりすると、わかりやすいです。
「次の模試まであと2か月だから、○○と○○を頑張ろう!」
「受験まで模試があと〇回しかないから、次の模試であの教科でもっと点数をとろう!」
予定表をみて、このようなことを考えられるようになることが、模試で点数を取るための最初のステップです。
2. 模試の過去問を徹底分析
模試で得点取るためには、過去問を解くことも大事です。
模試の過去問を繰り返し解くことで、問題の傾向を理解できます。
自分も最初は模試の過去問をしたところで意味があるのかと思っていました。
ですが数学の先生が教えてくれました。
「模試には傾向があり、この傾向をつかむことで模試の点数をあげることができる。
加えて、模試の傾向をつかめるようになれば、入試問題の傾向もつかめるようになる。」
それからしっかりと問題の傾向をつかみ、間違えた問題を特定し、その分野を重点的に勉強しました。
そうすれば、ある教科は30点以上点数が上がりました。
3. 目標設定とモチベーション維持
模試での点数アップには、具体的な目標が必要です。
目標を設定し、それに向かって努力することで、モチベーションを維持できます。
どれぐらいの点数を取るか、行きたい学校の判定で何判定を取るかなど目標にするべきところを決めることによって勉強する内容なども決まってきます。
苦手を埋めるか、得意を伸ばすかどちらかを頑張るか決めるのにも役立ちます。
また、達成感を味わうことが、勉強する意欲を高めることができます。
目標を達成できるのはだれでもうれしいものです。
それに自分が頑張ったことが結果として帰ってくるとこれからも頑張ろうという気持ちになります。
4. 適切な学習環境を整える
静かで快適な学習環境を整えることは、効率的な学習の鍵です。
家ではうるさくて集中できない、学校では友達しゃべってしまうなどが勉強できない理由としてあがります。
それであれば、自分で勉強する場所を選びましょう。
ノイズキャンセリング付きのイヤホンをつけて勉強したり、図書館の自習室などを利用したりするとすごく静かで勉強しやすいです。
特に図書館の自習室は周りが勉強している人しかいないので自分も勉強する気持ちになります。
それにスマートフォンやSNSから遠ざかることで、集中力を高めるのも大事です。
どうしてもスマホが目の前にあると触ってしまいます。
そうすると、どうしても勉強に集中できなくなっています。
スマホなどを管理するのも勉強する環境を整えることの1つです。
5. 自己評価とフィードバック
模試後に自己評価を行い、弱点を把握しましょう。
スケジュールや目標設定のところでも少しだけ紹介しましたが、弱点を把握することは点数をあげるうえですごく大事です。
自分の弱点を把握できていない人は、模試でも点数が上がらず、受験も落ちます。
それぐらい大事なことなんです。
逆に良かったところ、得意なところを把握することも大事です。
模試を受けた後、そのままにしておくのが1番ダメなことなので、それを忘れないようにしてください!
6. ストレス管理と休息
適度な休息は、勉強の効率を高めるために不可欠です。
この記事のほうで休憩の取り方などについて紹介しています。
模試に加えて、受験のことまで考えている人は上の記事を参考にしてみてください。
ちなみに簡単でストレスを減らすいい方法あります。
それは少しだけ散歩することです。
何時間も勉強していたら、どうしても疲れてしまいます。
なので長時間勉強などをした場合は、20~30分程度の少し長めの散歩をしてみましょう。
そしたら、勉強で疲れているはずなのに意外と疲れを感じません。
勉強を上手に頑張っていくためには、ストレスを管理して、休憩もしっかりと取るのがコツです。
7. 質問を恐れずに
疑問や理解できない点があれば、質問を恐れずに先生や友達に尋ねましょう。
模試などでどうしても点数が伸びない人は、わからないところがあっても誰かに聞きにいかないです。
人に話しかけるのが、この問題がわからず人に質問するのが恥ずかしいと思う人がいます。
ですが誰も恥ずかしいと思っている人はいません。
なので何も気にせず質問してください。
わからない問題は自分ひとりで悩んでいてもわかるようにはなりません。
人からのアドバイスや説明などで気づくこともあります。
なので恥ずかしがらずに質問する勇気を持ちましょう!
8. 参考書とオンラインサービスを活用
模試対策には役立つ参考書やオンラインサービスを活用しましょう。
過去問を勉強するだけでは、どうしても足りないところがあります。
過去問の傾向を理解して、苦手や得意を理解していれば、参考書なども自分に合ったものを選ぶことができます。
その参考書をしっかりと勉強すれば、確実に今までより基本がレベルアップします。
それに加えて、今はコロナの影響でオンライン学習サービスなどもすごく盛り上がっています。
以前から有名な進研ゼミやスタディサプリ、英語学習アプリのDuolingoやmikanなどを活用できればいつでスマホさえあれば勉強できます。
自分は高校生のころ、スタディサプリとmikanを使って勉強していました。
この2つを使って勉強したら点数が30点以上、偏差値が最大10も上がったことがあります。
なのでこれらを使わないのはすごく損です。
まとめ
中学3年生の皆さん、模試で点数を取ることは十分に可能です。
- 計画的な学習スケジュール
- 過去問の徹底分析
- 目標設定
- 学習環境の整備
- 自己評価
- ストレス管理
- 積極的な質問
- 参考書とオンラインサービスの活用
正直これ1つもできていな人はヤバいです。
模試で点数を取りたいと思っていても絶対に点数が上がりません。
なので1つもできていなかった人は今から。
何個かできていた人は、もう1つ2つできるようにする。
少しでも頑張ろうとして、実行に移せば少しづつでも結果はついてきます。
結果が出ないときが1番つらいですが、そこを乗り越えられるかで受験の合格がかかわってきます。
3年生であれば、1年もありません。
なのでその1年だけでも本気を出して頑張ってみませんか?
コメント